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長野市*不動産売買・移住希望の方へ向けて*

2022-08-21

県内状況

*長野市の歴史・・

 長野市は、長野県北部の千曲川下流域に広がる善光寺平に位置しており、古くから善光寺の門前町・宿場町として発展してきました。昭和41年の広域市町村合併により、犀川以南(更北・川中島・篠ノ井)、千曲川以東(松代・若穂)を合併し、平成17年1月1日に上水内郡豊野町・戸隠村・鬼無里村・更級郡大岡村を、平成22年1月1 日に上水内郡信州新町及び中条村を編入して現在に至っています。 平成10年には冬季オリンピックが開催されました。

*長野市の人口・・

令和4年8月現在、人口は約37万人、世帯数は16万世帯の長野県で最も人口が多い市です。

*長野市の気候・・

 長野市は海岸から遠く離れた内陸に位置していることから、全県的に内陸特有の気候が明瞭となっています。一日のうちで最も高い気温と最も低い気温との差、一年のうちで最も高い月の平均気温と最も低い月の平均気温との差が沿岸部に比べて大きく、湿度が低いことがあげられます。年間降水量も少なく、特に長野盆地から上田・佐久盆地にかけては、北海道東部についで雨の少ない地域となっています。このようなことから、果物の生育に適している条件がそろっています。長野県といえば!の果物はリンゴですが、長野県のオリジナル品種3つとして【秋映(アキバエ)、シナノゴールド、シナノスィート】があげられます。

 冬の気候は山間部は大雪が降る地域もありますが、市内中心街の降雪はさほどありません。

*長野市の交通事情は・・

  鉄道は、JR線が信越本線、篠ノ井線、飯山線及び北陸新幹線が概ね南北に縦断し、「長野」駅を中心に8駅があります。篠ノ井駅以南は、長野新幹線の並行在来線としてJR東日本から経営譲渡され、平成9年10月1日に第三セクターとして開業した「しなの鉄道線」があります。

 長野駅以北は平成27年3月14日に金沢まで延伸された北陸新幹線の平行在来線で同じくJR東日本より経営譲渡された「しなの鉄道北しなの線」が、それぞれ長野駅まで乗り入れています。私鉄は、長野市の「長野」駅から須坂市、中野市を経由して下高井郡山ノ内町の「湯田中」駅間を結ぶ長野電鉄線が運行しており、長野市内には10駅があります。

 高速バスも首都圏、近隣の県とつながっています。また、県内での高速バスでのルートもあり、県内外の移動もしやすい環境が整っています。市内は循環バスが走っており、観光客から地元住民が多く利用しています。自家用車が移動の中心ではあります。長野オリンピックを機械に道路網は改善されました。

*長野市の商業・・

 商業施設は、長野駅ビルMIDORI及びながの東急百貨店を中心に、長野駅前にはバラエティ豊かな飲食店が建ち並びます。またトイーゴから善光寺に至る中央通り沿い及び権堂アーケード街には昔ながらのお土産店・飲食店が建ち並びます。郊外路線商業地域は、国道18号及び19号を中心に大型店舗が出店しています。

 善光寺を中心として、年間にたくさんの観光客が訪れる人気の観光地でもあります。飲食、お土産、宿泊を含めた観光業は発展してきました。

*長野市の今後の不動産の動向は・・

 長野駅東口では土地区画整理事業により街路整備等が進み、戸建住宅や共同住宅、店舗等が増えつつあります。

 長野駅に近い西友長野石堂店は、地上14階建の店舗付マンションに建替えられ「西友南石堂店」は令和3年6月に再オープンしました。長野駅東口近くに客室数116のビジネスホテルが令和2年10月にオ ープンし、更に東口でホテルの建設計画も控えています。このように、長野駅周辺ではビジネスホテルやマンション等の建設が増えていますが、その一方で、百貨店や店舗、オフィス需要は低迷しており、権堂地区等の旧来の商店街の一段の空洞化が懸念されています。

 今後は中心市街地等に、マンション等の共同住宅や医療・福祉等の生活サービス施設の集積が進むと考えら、利便性の高いエリアの人気はますます高まることが予想されています。